膣のゆるみが気になるならトレーニングを試そう

女性器に関する悩み

婦人

筋力の低下による症状

「骨盤底筋群」という筋肉があります。あまり聞き慣れない筋肉の名前ですが、誰しもが必ずいつも使っている非常に重要な筋肉です。この筋肉は、名前の通り骨盤の底に付いており、尿道や肛門、女性であれば膣を閉めたりゆるめたりする筋肉です。この筋肉が衰えると、尿漏れなどを引き起こす原因となります。昔は和式のトイレであったため骨盤底筋群は常に鍛えられていましたが、洋式のトイレが主流となっている昨今では筋力の低下が懸念されています。特に女性の間では膣のゆるみが悩みであるという方が少なくありません。それは妊娠・出産により骨盤底筋群に大きな負担がかかり、筋肉の伸縮能力が落ちてゆるみやすくなるからです。

骨盤底筋群の種類

骨盤底筋群は骨盤筋膜、骨盤隔膜、会陰膜の3層から出来ています。内骨盤筋膜は、子宮や膀胱を骨盤の底に固定しておくという働きを持っており、主に靭帯などの繊維でできています。骨盤隔膜は恥骨から尾骨にかけてついており、骨盤底筋群の中で最も強く、重要な働きをしています。この膜は、腕や足の筋肉と同じ「横紋筋」と呼ばれる種類の筋肉でできていることから、トレーニングにより鍛えることが可能です。膣のゆるみを感じる方は、膣付近に力を入れたりゆるめたりして骨盤隔膜を鍛えましょう。会陰膜は、骨盤底の一番下にあり、骨盤隔膜を左右から支える役割を担っています。また尿道にゆるみを感じる男性にとっても、骨盤隔膜を鍛えることは効果的であると言えます。